田中整体療院

トピックス(健康関連)    

  

【当サイト内関連情報】   
正しい歩き方・履き物   
B.外反母趾は、「足の退化による生活習慣障害」   
D.ヒモトレ   
G.スリッパの影響が大きかった患者さん   

足の指を使って歩けていますか?(2011.10.14.)

  

お知らせコーナーに掲載しています『正しい歩き方・履き物』

実行して頂ければ、
現在未病段階の方
既に症状が出ている方
一旦症状が改善した方
いずれの方に対しても大なり小なりの効果が望めます(痛い状態・辛い状態が改善されるというリターンが得られ、予防にもなります)。

しかし、正しい歩き方をする(=『足の親指・その付け根』に重心を置いて歩く)という意識の継続が難しく、すぐ元の“踵(かかと)”重心に戻ってしまうようです。

そこで、なぜ正しい歩き方をする必要があるのか今一度再認識して頂き、意識“継続”の動機付けにしてもらう為の情報、及び「正しい歩き方のコツ」をご紹介いたします。   

  

【こんな足なら注意して !】
痛みや困った症状が出ていなくても、足に以下に挙げるような異常を抱えているのなら、それはあなたの『歩き方』、『足指の使い方』に問題があるというサインです。

足指が曲がったまま、固まっている (ハンマートゥー)
足指が反り上がっている
足幅が広がって3E,4Eじゃないと・・・ (開帳足)
踵が荒れて、ガサガサしている
指の付け根や指にタコができる
偏平足気味である
巻き爪、陥入爪がある
外反母趾がある
歩くと踵が痛い

上記症状があるのなら、足指が使えていません(踵重心で歩いています)。

今、健康上問題がなくても、いずれ問題が起きてくる歩き方ですから、親指重心歩きに変えることを強くお勧め致します(それだけで骨盤が閉じ、内臓下垂も予防されます)。

ちなみに、およそ関係のなさそうな下記症状にまで“直接的”に歩き方が関わっています。

*************************************   
痛みがなくても疲れやすい、集中力に欠ける、頭痛が起きる、いくら食べても太れ   
ない、めまいや立ちくらみがある、便秘、自律神経失調症、胃の不調、花粉症、   
アトピー、喘息、生理痛、尿漏れ、低体温、低血圧、高血圧、冷え症、慢性疲労等   
*************************************   

  

【正しい歩き方のコツ】
①歩くとき視線が下向きだと踵重心になります。
視線を“上げて”胸を開いた状態で歩く。
②若干の前傾姿勢で、足首でなく“”をあげて歩くイメージを持ち、
少しだけ歩幅を広げ、二軸感覚で歩く。
[一軸感覚]モデル歩きのように両足の前に一本の直線があると仮定して、どち
らの足もその線上に載せるように歩く感覚。
[二軸感覚]それぞれの足の前に直線があると仮定して、それぞれの線上に足を
載せるようにを歩く感覚。

*足を脱力させた状態で足指が反り上がっている方へ
横になっている時以外は“足指を曲げ続ける”   
(力を入れて曲げる必要はありません。ただ足指を軽~く曲げて、床や靴底に指   
を触れておくだけでいいのです)。

足指を曲げ続けているだけで、体温が上昇します !
椅子に座っている時も、ただ立っている時も、動いて歩いている時も、ず~~っ
と足指を曲げ続けているだけで、呼吸が楽になり、身体が安定して、血流が促進
され、体温が正常域まで上昇(歩けない人にも同様の効果があります)。

このクセ付ができると、意識が薄らいで、足指を使っての歩きを忘れてしまった
としても、ある程度は足指を使った歩きが維持されると思います。

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